有機野菜のスィンセリティ
オーガニック野菜の品質
0574-26-8031

■農産物の安全基準

  • 原則として化学合成農薬および化学合成肥料を使用しない農産物を中心に取り扱いします。ただし作物により品質維持が困難な青果物および異常気象等で病害虫の大発生により、甚大な被害を被る場合、遅くまで寒い地域で初期育成に支障をきたす場合などは、特例として扱う場合があります。
  • やむを得ず農薬散布や化学肥料を使用した場合は、農薬は使用した農薬名、使用量、倍率(希釈率)、目的等と化学肥料の場合も肥料名、使用量、窒素成分量等を報告いたします。
  • 化学合成農薬および化学合成肥料の使用は、当地比に遵守するものとします。
  • 農作物の天敵対策に必要な特定農薬の使用については、農林水産省の「農薬取締り法」に定められたものに限ります。
  • 圃場(ぼうじょう)に「除草剤」を使用しない野菜/果物を取り扱いします。
  • 圃場(ぼうじょう)に「土壌消毒剤」を使用しない野菜/果物を取り扱いします。
  • 有機質を主体とした堆肥で栽培された野菜/果物を取り扱いします。
  • 遺伝子組み換え農作物は、一切取り扱いしません。

△上記を基本として、農作物への表示はJAS法・農林水産省の新ガイドラインに沿った形で行います。

■当地比とは、都道府県の社団法人「植物防疫協会」が発行している「農作物病害虫防除基準」、地元のJAや出荷組合が作成した「病害虫防除暦」をもとに、生産者から必ずご提出いただく「栽培管理記録台帳」とを照らし合わせ、生産者と弊社の間で、総合的に判断いたします。双方での判断が困難な場合は、種苗・農薬・肥料メーカー、農業改良普及センター、その他公的・民間機関に照会を行います。
この結果明確に表示ができない場合は、お取り扱いいたしません。
また提携生産者において化学合成農薬を使用している農産物については、残留農薬検査も検査機関にて定期的に実施する方針です。
※亜硝酸窒素表の含有率を計るには、検査機により当社にて随時行っております。
天敵、特定農薬の使用については、農林水産省が農薬取締り法の中で定めたものに限ります。
例:天敵(天敵害虫等)、微生物農薬(菌類)、食酢など・・・これらは、使用農薬のカウント対象にしておりません。

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■有機JAS認証・農産物とは

 2000年6月10日に施行された有機JAS法に適合した農産物です。また農林水産省から認定された第三者機関による検査認証を受けたものでない限り、「有機」や「オーガニック」の表示を行うことはできません。
有機認証を受けたものには、有機JASマークがつき、マークの下には認証機関名が入ります。
 新たにJAS法が大幅に改正されたため、認定の評価基準が変更になり、資材確認が厳しくなりました、新しい基準が加わったこと以上に、新しい制度のもとで再度認定取り消しとうい難題が生じました。2009年2月までは、経過措置が設けられておりますが、それまでに再認定を受けなければ、有機JASマークの貼り付けが出来なくなります。

 国内の有機生産者の合計が2,000戸あまりと国内農家総数の0.1%に満たない戸数が現状のようです。
有機農家生産者の平均年齢は高く、特にご高齢の方は農作業だけでも大変なところに、さまざまな書類提出の作業も加わり毎日休む暇もないほどの労働です。JAS法改正に伴い多額の費用をかけての認定再取得などの難題に際し、認定を放棄される生産者も少なくないようです。当社としても生産農家の減少に危惧いたしております。また新規に認証を受けてと意気込む生産者の期待を損ね兼ねず、今回の制度改正に疑問もあります。それは、現状でもわずかしかない有機農産物に対して、買い手側からの有機農産物への取り組みは、ここ数年激化しており奪い合っているのが現状です。この現象は、有機野菜の価格高騰につながり、一般消費者の手の届かないものになりえません。有機野菜=高級野菜=高額とのイメージが逆戻りしてしまうようでなりません。さらに「環境保全農業」がゆっくりと加速し始めたところに対して、今回の法改正が歯止めとならないことを願います。 
※他に多額の費用や面倒な書類提出がなく認定を可能にして、信用性のある安全な野菜づくりが実現できるよい方法を考えなければなりません。皆様方のお知恵をお借りしたく、お願いいたします。行政・関連機関への働きかけを行ってまいります。

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■有機JAS野菜の取り扱いと位置づけ

 スィンセリティの有機JAS野菜への取り組みは、お客様からのご要望も多く取扱量も増えいるため、今後一層の力を入れていきたい農産物と捉えています。それは認定のある農産物は確実性の高い証があり、消費者の信頼性が高く、価格次第では販売しやすい農産物になります。反面安定供給となると難しい問題も抱えております。
 当社では、より安全性の高い農産物を最優先に考えますが、生産者の方々にもそれぞれの生活があり、やむなく少・減農薬で栽培されている方にも、当社は応援する方針でおります。将来的に少しずつでも蓄えと余力のある環境になりましたら、安全性の高い農薬も使わない農法に少しずつでも転換していただければと考えております。

※有機認証野菜が1番よいとか、特別栽培の基準以内であり農薬や化学肥料を使用されている農作物が2番、3番といった順序付けは行っていません。当社では、有機認証野菜、特別栽培の区別なく作られる人間性を優先したいと考えます。すべてにおいて、「謙虚」な心でおられる方こそが、心のこもった美味しくて安全な野菜づくりにつながってゆくと信じています。

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■トーサビリティシステムについて

 食の安全性が強く求められ昨今、栽培履歴の情報開示(農薬や化学肥料使用有無など)が義務であり、生産者から最終の販売先まで全ての係わる者の責任です。
また、どこで・だれが・いつ・・・等も含めトレーサビリティシステムの方法で公開いたします。
弊社では、生産者が栽培した全ての農産物に対し栽培管理記録を記入することで、どのような資材を使って、いつどのように栽培したかを遡って調べることができるよう、生産者には「栽培管理記録書」または「栽培履歴書」の記帳提出を義務づけております。

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有限会社スィンセリティ

〒505-0043  岐阜県美濃加茂市深田町3-1-29

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